今夜、我が家はささやかながら近所の居酒屋で忘年会をした。隣席で赤ん坊が泣いていた。うちの長男(中1)が、うるさそうに両耳を指で耳をふさいでいるのを目にして、「こら、失礼だからそれはやめろ」と諭した。おまえもあぁだったんだぞ、と。あまりに月並…
昨日のエントリについて、ブクマでwackunnpapaさんより過分なお言葉をいただいた。 何だか,読んでホッとさせられた.すぐれた論考だと思う.現場で咄嗟にここまで考えられるかと問われると,自信は無いけど・・・・・・. 要領を得ない長文に、そのように言っていただけると…。ただ、私も、もしそこに居合わせたら、自信はないです。まして、私が喧嘩の当事者であれば、かな〜り、怪しいです。どちらかというと、現場を離れたところの、現在のウェブ内で交わされている意見に、私の主眼はあります。かえるさんの当該エントリのブクマコメ欄、udyさんの そんなすれ違いの積み重ねから醸成される空気 …というひとことにインスパイアされたと言いますか。そこで、もう少し続けます。 私も、まず謝るべきだと思う。 - ねこの日々 - ブログ版 私もそう思う。もし先方のお母さんがいち早くかえるさんの娘さんに駆け寄って、「大丈夫?ご
何かと言えばすぐ差別だ差別だというアレの問題は、私も同感なのだが、北沢かえるの働けば自由になる日記←その日の出来事そのものは、お二方のお母さんどちらも、私はさほどに非難する気にはならない。なぜって、母親が咄嗟に「我が子を守るため瞬時に鬼と化す」のは、これは仕方ないだろう。誰が何と言おうが、我が子へのいきなりの攻撃に対しては身を張って阻止しようとする、咄嗟の行動。また、子にとっても「何があっても、お母さんだけは自分を守ってくれる」という安心感は、幼少の頃にはあったほうが良さそうだ。もちろんお二方ともエスカレートしてからの部分は「これでこそ良い」と言えるものでもないが、父親や第三者による、ことの内容の良し悪しその他の助言や苦言は、お二方の咄嗟の言動を責め立てることではないはず、と思う。まずは、お母さんどうしのこの種のぶつかり合いそのものには、母親という立場や感情に寛容であってほしい。次なる話は
今夜、我が家はささやかながら近所の居酒屋で忘年会をした。隣席で赤ん坊が泣いていた。うちの長男(中1)が、うるさそうに両耳を指で耳をふさいでいるのを目にして、「こら、失礼だからそれはやめろ」と諭した。おまえもあぁだったんだぞ、と。あまりに月並みだね、これでは。 弟が合流することになり、場所を替わった。で、長男に語った。語りたかったので語った。「俺、小さい子供は嫌いなんよ」と彼が言うから、俺もそうだったよというところから始めた。 迷惑がられることを怖れて母親が外に出なくなることがある。迷惑そうな人目が気になり、家に赤子と閉じこもる、そういうことがままある。おまえもよく泣く子だったから、お母さんもそうなりかけたことがある。出れば気も晴れるものを、出ないからますますおまえに手を焼き疲れ果てる。そういうことがあった。 誰だって自分もそうだったのに、あるいは自分の子がそうだったのに、喉もと過ぎれば熱さ
とか題名をつけたけど、私はまだ見てないので、この作品の批評ではない。だけど、ふと思うこと。南アを舞台とした映画と言えば、アパルトヘイトを扱った『遠い夜明け』があった。その後、アパルトヘイトは撤廃され、白人の独裁政治にも終止符が打たれ、マジョリティである黒人の政権になった。ただし、白人追放と黒人どうしの内戦といった、先行して誕生した近隣諸国で起きた国家運営の破綻も念頭にあっただろう、なにしろ南アの白人はそれら各国よりは人口比もはるかに多いし、また、もはや先祖代々この国に住んできた人たちであるというこの国の事情から、極力、人種間融和が説かれた。その中で、黒人の生活環境が劇的に改善されているわけでもない。一部には有力者となり裕福な層もできてはいるのだろうけど、貧困のさなかにいるままの人たちも多い。映画『ツォツィ』は、そうした「現在の南ア」の大きな現実を背景にしたうえで、日常的に殺傷行為を犯してい
久しぶりに凹んだけど、割と早く立ち直った。立ち直りのきっかけの言葉も、ありがたかった。自分の言葉で凹んで、他人の言葉で立ち直る。ありがたいことだと素直に思える。おっちゃんになって良かったと思うことの一つは、こういうことだ。年を食うのも悪くないね。というわけで、障碍関連の話を続けてみる。 http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20070227/p3 海外のことは知らないが、日本でアスペルガー症候群が一般にも知られるようになったのはここ数年のことだ。今成人で診断されてる人の中には成人してから診断された人が多いと思う。アスペルガー成人の人が書いたものを読むと、子どもの頃から違和感を覚えていたけどそれがなぜなのかどこが悪いのかさっぱりわからず、わからないまま周囲にあわせようとして混乱したということがよく書かれている。この男性も、成人してから診断を受けて、それまで我慢してい
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