新型肺炎の影響は囲碁界でも大きく、教室や解説会、指導碁など全ての囲碁イベントがストップした状態で、それでも棋士の対局だけは続いていました。 それが緊急事態発令を受けてついに、対局停止となりました。 ますます囲碁棋士たちは暇になって、TwitterやYouTube、Blogで活動を始める棋士が目立っています。 家で楽しめるコンテンツを囲碁界から、と言うことで先日幽玄の間でプロ棋士9路盤トーナメントもその1つ。続編は13路盤で準備が始まっています。 「ネット対局幽玄の間」ではトップ棋士達が公開練習対局を日々行っています。こちらも是非ご覧ください。 私は子供囲碁道場の指導をリモートで毎日、頑張っています。 不便な状況だから学べる、ということが経験上多いです。私自身指導しながら普段できない学びを得ていると思います。 もちろん情報発信、コンテンツ作りも頑張るつもりです。 あと囲碁のオンラインサロンも

AIの碁はいつも難しい。同じ難しいのでも人間同士の碁の方が説明はしやすいですね。短くまとめるのは至難です。 投了時の評価値は90%を越えていましたが、セドルさんでなければ、対AIで無ければもう少し打ち続けたのでは無いかと思います。

晴れてプロ入りした棋士がトップ棋士に胸を借りる。新人棋士の最初の晴れ舞台、強さとキャラクターを全囲碁ファンに示す機会になっているのが、この週刊碁の「新初段シリーズ」だ。 私が新初段の頃は無かったが、胸を貸す側で対局した事はある。 今年は日本棋院の思い切った改革により、女流棋士がなんと8名も内定した。 男性の新棋士と合わせたら何名いるのか？新初段シリーズも大変なことになりそうだ。 その中でも最年少棋士、英才枠採用である仲邑菫初段の対局が公開で行われた。 私は幽玄の間中継の解説をしながら見ていた。 菫ちゃんの事は小さい頃から知っていて、私の道場の生徒でもある。 ここまでの公開対局で負けている事は、相手の強さからして気にすることは無い。だが内容が良くない碁が続くと心配になる。 勝つにしても負けるにしても、実力を発揮して自分らしい碁を打って欲しいと思っていた。 マスコミや世間からの彼女への注目度は

早めに終わりそう、という予想だけが当たった。 封じ手の後の上辺の白は、こんなにイジメられるのか、と意外に感じた。流石に山下さんの攻めはきつい。 その時点では黒が少しリードしていたと思う。AIの評価値でもそうだったが、下辺で白のパンチが入って一気に勝負がついた。