厚生労働省は9月22日、国内で142人目のデング熱感染者を確認したことを明らかにした。8月27日に国内で約70年ぶりに感染が確認されてからおよそ1カ月。感染者が今なお増え続けているため、感染したと考えられている場所とデングウイルスを保有している蚊が確認された場所をまとめた。 デング熱に感染すると、発熱や頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹などの症状が伴うとされている。蚊が媒介となり、デング熱の原因となるデングウイルスに感染した人の血を吸い、体内で増殖させた後に別の人間を吸血することで、デング熱の感染者が増えていく。 感染したと考えられている場所 厚生労働省によると、9月22日の時点で患者がデング熱に感染したと考えられる地域は ・代々木公園周辺 ・新宿中央公園 ・神宮外苑 ・外濠公園 ・千葉県千葉市 ・都立青山公園 ・東京都台東区 などがある。このうち、東京都・代々木公園周辺での感染と考えられる患者が1