天皇陛下は、新年にあたって文書で感想を表されました。 天皇陛下は、はじめに、「昨年は大雪や大雨、さらに御嶽山の噴火による災害で多くの人命が失われ、家族や住む家をなくした人々の気持ちを察しています」と記されました。 続いて東日本大震災の被災者を案じる気持ちも表したうえで、「昨今の状況を思う時、それぞれの地域で人々が防災に関心を寄せ、地域を守っていくことが、いかに重要かということを感じています」と述べられました。 また、天皇陛下は、ことしが終戦から70年に当たることに触れ、「各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより、亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」と記されました。 そして、「この一年が、我が国の人々、そして世界の人々
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