半角・全角という文字種の違いが出来たのは、日本語の文章をコンピューターで処理するようになってからです。 手書きの時代は、文字の幅を広く書こうが狭く書こうが「(」は「(」ですよね。 初期のコンピューターは、英米で作られ発展してきたので、当初使える文字は英数字(と一部の英記号)だけでした。 コンピューターを日本で使うようになった当初も、英数字で日本語を表示していました。 たとえば、TANKA SURYO KINGAKUなどです。 これでは見にくいというので、英米のコンピューターで使用されているASCIIやEBCDICなどの文字コードの空き領域(もしくは英小文字の領域)に半角カタカナを割り当てて、半角カタカナを使えるようにしました。 これで タンカ スリョウ キンガク と表示できるようになったのです。 JIS規格で言うとJIS X0201というのがASCIIコードをベースにして半角カタカナを使