エンゼルスは1日、大谷翔平投手(24)が同日、ロサンゼルス市内で右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、成功したと発表した。一般的に投手としての実戦復帰には1年以上かかるとされるが、打者としては6カ月程度で済むともいわれる。大谷は来季、指名打者として出場しながら、投手としては2020年を期してリハビリに取り組むことになる。バットスイングで手術後の右肘を壊す心配はないのか? 大谷と同じ右投左打の野手としてトミー・ジョン手術を受けた経験があり、今季限りで現役引退を表明した巨人・脇谷亮太内野手(36)がその現実を語る。(片岡将) エンゼルスのエプラーGMは「マウンドで投げて打てるようになるのが一番いい」と二刀流を支持。靱帯手術の権威、ニール・エラトロッシュ医師が執刀した。 トミー・ジョン手術経験者の多くは投手が占めており、特に日本で野手が受けたのはレアケース。しかも右投右打がほとんどで