第1回 仕事メールのやり取りを一覧で見たときに感じるデザイン 2013年8月21日 TEXT:秋葉秀樹 仕事メールのやり取りほど、急ぎで内容を追いたい時がある。これは、筆者とクライアントとの間でやりとりしたメールの履歴をたどっていったときに、ハッと気づいたことだ。日本人の慣習というべきだろうか、見てわかるとおり「○○様 いつもお世話になっております。○○です…」とつけてしまい、おもしろいほど同じような決まりのあいさつが一覧される(なお、メール画像についてはクライアントより掲載許可をいただいている)。 (クリックで拡大) ビジネスマナーとしては確かに必要と思われがちだが、最近こういったやり取りは不要だという意見もあり、肯定派と否定派にわかれる。 効率よく短時間で会話のコミュニケーションをとる必要があるため、すぐに重要な内容を切り出すというスタイルは「余計な思考の分断」になりにくい、という意味