著作権は著作物の創作の時に始まり、保護期間は作者の死後70年間存続*1します。著作権の不正使用や紛争を無くするために、協会では使用者側との契約を勧めています。「写真寄稿覚書」や「写真賠償保険(ネガ保険)」などを使うことで、使用者側とのトラブルを未然に防ぐ方法を指導しています。 また、写真作品(プリント)に著作者名(撮影者名)を印字して渡すことや、印刷物などの使用媒体に著作者名(クレジット)を明記することおよび、使用した作品の返却、使用条件などを契約することを勧めています。 *1 著作権の保護期間は1998年に「死後50年」に改正され、2018年12月30日から、TPP整備法による著作権法の改正により死後70年に延長されました。 著作権法のあらまし 著作権という権利は、ごく大雑把にいうと、小説を書いたり作曲したり写真を撮ったりした作品を、出版したり放送したりして利用するにあたって、その作者に