人的補償に驚きの声 西武は18日、FAで巨人に移籍した野上亮磨の人的補償として高木勇人の獲得を発表した。 2014年のドラフト3位でプロ入りした右腕は、1年目の3・4月にいきなり月間MVPを獲得するなど大活躍。後半はやや勢いが落ちたものの、最終的には9勝10敗、防御率3.19という成績を残し、将来のローテーションの柱として期待された。 ところが、2年目は安定感を欠いた投球が目立ち、今季はバントを試みた際に投球を直接指に受けるという不運な負傷で長期離脱。一軍登板はキャリア最少の16試合に留まり、わずか1勝(2敗)に終わっている。 やはり1年目のセンセーショナルな活躍の印象が強いだけに、ファンの反応を見ても「高木勇人がプロテクトされていないのか」という驚きの声が多い印象。思えばつい先日は阪神が大和の人的補償にルーキーイヤーを終えたばかりという尾仲祐哉を指名。このオフは例年以上にファンを驚かせる