ソ連介入後のアフガニスタン内戦 ~ムジャヒディン闘争史~ 決して「穏やかな気候」とは言えないだろう。中央アジアの南に位置し、イラン・パキスタンに国境を接しているアフガニスタンは、冬になるとヒンズークシの白峰から吹き下ろす寒風に身をさらすことになる。冬は全ての活動を停止させる。この国の血なまぐさい主導権争いですら、その掟の前には従わざるを得ない、、、 1978年12月、北方から最新近代兵器で武装したソ連軍が侵入、「シルクロード」の要衝として栄えたその地は、激しいゲリラ戦の舞台に様変わりした。そして冷戦終焉間際の1989年2月、約10年間続いたソ連の介入は「撤退」という形で終わる。反ソゲリラの英雄たちはイスラム国家の樹立を夢見て連合政権を発足させるも、失敗。以後、今日まで血で血を洗う内戦が続いている。 今回、わたしはゼミの研究地域としてアフガニスタンを選んだ。一応「ソ連介入後」と銘打ってはいる
久しぶりにロシアに関する本を読んだ。その本が色々と面白い論点を含んでいたのでここでレヴューしてみる。呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌作者: 藤原潤子出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2010/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る 本書は次のような構成を取る。序章「呪術の『リアリティ』」(pp.9-47)第1章「呪われたナターシャ――『体験』されてしまった呪術の物語」(pp.49-109)第2章「世代を超えて伝えられた秘儀」(pp.111-147)第3章「呪術の『科学』化と無神論の『克服』」(pp.149-183)第4章「マスメディアが作りだす新たな呪術ネットワーク」(pp.185-221)第5章「呪術実践を支える学術成果」(pp.223-247)終章「時空を超えて循環する知識」(pp.249-254) 本書で扱われ
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