18日、中国国家文物局の単霽翔局長は、修復作業終了後、北京市の故宮博物院の対外開放区域を現行の30%から70%に拡大すると発表した。写真は故宮博物院。 2010年8月18日、中国国家文物局の単霽翔(シャン・ジーシアン)局長は、修復作業終了後、北京市の故宮博物院の対外開放区域を現行の30%から70%に拡大すると発表した。19日、北京晨報が伝えた。 【その他の写真】 18日午後に開催された「皇室園林保護と世界都市建設国際対話フォーラム」で発表された。故宮の理想的な入場客数は最高で3万人だが、現在は飽和状態。最高で1日13万人が入場したこともあるという。開放区域拡大は混雑緩和を目指してのもの。2020年の故宮修復作業完了後に実施される見通しだ。 現在の未開放区域は研究機関や管理機構のオフィスとなっているほか、未修繕のために開放できない場所もあるという。開放区域拡大に伴い、故宮に居を構える公的機関