大正時代の沖縄にあった匿名掲示板「読者倶楽部」。 100年前の人間模様を紹介。 投稿は全て当時の沖縄の人が書いたそのままの文章です。 大正時代の沖縄にあった匿名掲示板「読者倶楽部」。 100年前の人間模様を紹介。 投稿は全て当時の沖縄の人が書いたそのままの文章です。 645 名前:首里尋常高等小学校伊波村生:1914(大正3)/10/5(月) (>>632の続き) 第二信、早朝起き出でて出発支度に取り掛かり候(そうろう)。夕べの雨はまだやまず、雨をおかして出発いたし候。学校を午前8時に出発いたし候ところ、雨はますますはげしく相成り候。昨日の難儀も忘れて掛け■すありさまは、まことに首里小学校の健児だと、ただに感服のほかこれなく候。 雨におそわれて道迷いをいたし