本作は2011年にカンヌ映画祭で批評家週間50周年記念映画として上映された映画『My Little Princess』です。日本公開にあたり『ヴィオレッタ』と改題しました。母親が娘のヌードを撮影するという物議を醸すテーマで大きな話題になりましたが、実はこれはエヴァ・イオネスコ監督の実体験に基づく物語です。1977年にフランスで発売されのちに日本でも販売された少女ヌード写真集「エヴァ」が出版されましたが、その被写体の少女こそがエヴァ監督自身です。これは彼女が自分の数奇な運命を描いた自伝的映画なのです。 本作へのカンヌと日本との反応の違い カンヌ映画祭の後フランスでは、誰が見てもよいという制限なしの「一般」作品として劇場公開されました。しかし、日本では映画倫理委員会が少女の性的な描写を想起させるという理由で審査適応区分外(R18指定にも当てはまらない)という結論を出しました。 本作は監督自身の
![カンヌ映画祭を騒然とさせたフランス映画「ヴィオレッタ」。映倫問題に揺れる中、監督来日が決定!!ただし、渡航費用が十分に集まっていないため、是非皆様のご協力をお願いいたします。 | MOTION GALLERY](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c0a25aa908946a2c462e8ef4f0d52a6ac0646499/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmg-img.s3.amazonaws.com%2Fprojects%2Fvioletta%2Fc817d0c7-fc9d-4661-afa6-5b30fc5a7e35.jpg)