創始者=神のタイプの宗教で、創始者が亡くなった後に、その宗教を信じ始める心情が理解出来ない。 創始者が数々の奇跡を起こしたと聖典に書いてあっても、それが真実だと担保するのは、布教者であり、神本人ではない。 例えば、どこかの詐欺師が、適当な聖典をでっち上げて、布教を始めたとしても、「本当に創始者=神だった宗教」の布教者と見分ける方法は、無い。 たとえ創始者=神の宗教があったとしても、宗教が生まれてから、長い年月が経過すれば、現在の教えが、創始者の教えと同一である保証は全くない。 「創始者が書いた聖典に従って生きれば大丈夫だ」という意見もあるだろう。しかし、その聖典が本物である証拠は、あるのだろうか?信者になる前に、考古学を究め、その聖典が本物だと確信してから、信者となるのだろうか?創始者が書いたことが確定しても、所詮は筆記記録でしかなく、大昔の御伽噺と区別する方法は、結局存在しない。 一方、