コスプレ、スケボー、ストリートミュージシャン、いわゆる「サブカル」は大学における研究対象になるのでしょうか? なるんです。 それを大真面目に研究している方がいます。東京都市大学メディア情報学部の岡部大介先生です。 岡部先生は世界でも数少ない、「コスプレイヤー」研究家であり、サブカルチャーに対して非常に広い知見を持つ方の一人です。発表された論文を見ても、変わったタイトルのものが並びます。 「コスプレファンダムのフィールドワークを通して」 「腐女子のアイデンティティ・ゲーム」 「女子高生のプリクラ利用」 などが、論文のタイトルに並びます。一体岡部先生はこれらを通して何を見極めようとしているのか?お話をうかがいました。 −研究対象としては非常に変わっていると思いますが、どのような研究なのでしょう? 一貫したテーマは、「学校外の学び」です。そして、現在最も興味を持っている対象はコスプレイヤーです。