その日の夕食でのこと。さいたま市の和田龍一さん(仮名・41歳)は、小学6年生の長男がどことなく元気がないことに気づいた。妻にそれとなく問うと、「もらえなかったらしいの」と小声が返ってきた。そう、この日は2月14日、バレンタインデー。お気に入りの女の子がいたかどうかは知らないが、どうやら長男はチョコレートを1つももらえなかったことで少し気落ちしていたのだ。スポーツマンで成績も悪くない、朗らかなタイプの長男がなぜチョコレートをゲットできなかったのだろうか、と和田さんは考えた。 「ご子息がモテない理由はお父さんにあります。父親の責任は重大です」。こう即断するのは夫婦・家庭問題に詳しい東京家族ラボ主宰の池内ひろ美氏だ。 そんな! と和田さんは思わず絶句した。和田さんは休日に出歩くときも身なりはきちんとしているし、もちろん近所でトラブルなど起こしたこともない、だから自分のことで長男が友達から後ろ指を
***************************** 相談 ****************************** 30代女性です。夫が風俗(ソープ)へ行った事実に1年経った今も苦しんでいます。 1年ほど前にひょんなことから夫が友人5人でそれを目的に遠出し、過去にも定期的に行っていたことを知りました。事実を知っても私は夫を問いただすことができず、普通に日常を送る努力をしていました。 しかし、それを知った日から夜、ふとんに入っても全く眠ることができなくなり、憔悴しきった私を見て夫は「何か悩みがあるなら言って欲しい」と声をかけてきました。 最初は躊躇していた私も「今言わないと二度とこうした声をかけてくれなくなる」と思い、「あなたにソープに行かれたことが辛い」と言いました。夫はもう行かないと誓ってくれました。その後の夫婦関係は良好です。 ただ、ふとした瞬間に「また行くのではないか?」
精神障害をもつ方々の、ユニークな幻聴・妄想をかるたにした「幻聴妄想かるた」を販売している就労継続支援B型事業所「ハーモニー」。「わたしが宇宙の支配者です」「おはようございます、もう帰ろうかな」「ぐるぐる回る ちっちゃいおじさんたち」……不思議な魅力を放つ「幻聴妄想かるた」について、施設長の新澤克憲さんにインタビューをしてきました。現在、エイブルアートギャラリーで開催中の「新・幻聴妄想かるたとハーモニー展」を受けて、困ってるズ!応援版から緊急転載。(聞き手・構成/金子昂) ―― 「幻聴妄想かるた」、読み札や絵札を見ているうちに、自分の妄想と一緒だよなと感じるようになる、とても面白い体験でした。 そうですよね。みなさん最初は「精神障害ってこんなもの」とイメージがあって手に取るようです。でもみているうちに、案外、正常かそうじゃないかって境界は曖昧だって気づいていただけるといいなと思うんです。 ―
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