三菱自動車の不正問題に絡み、三菱グループの「天皇」から暴言が飛び出した。この教訓から大人はなにを学び取ればいいのか。大人力コラムニスト・石原壮一郎氏が解説する。 * * * 三菱自動車が、またやらかしてしまいました。20日、一部の軽自動車の燃費のデータを長年にわたって不正に操作していたことを発表。その後、発表した以外の車種でもやっていたんじゃないかなど、どんどん話が広がっています。この先、三菱自動車が苦境に立たされるのは間違いありません。まさに火の車。 そんな中、“三菱グループの天皇”と呼ばれた人物から、火に油を注ぐような大胆な発言が飛び出しました。その人は、三菱重工相談役の相川賢太郎氏。てんやわんやの状態にある三菱自動車の社長・相川哲郎氏の父親です。 我が子のピンチに黙っていられなくなったのか、「週刊新潮」のインタビューで(おそらく三菱自動車を擁護するつもりで)こんなことを言ってしまいま
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