米Googleが2011年2月2日に発表した次世代モバイルOS「Android3.0(開発コードネーム:Honeycomb)」は、“iPadキラー”との前評判が高まっている。タブレットならではの広いスクリーンを想定したホーム画面をはじめユーザーインターフェース改良などが、開発者の間で高く評価されているからだ。(関連記事:タブレットデバイス向け新OS「Android 3.0」とは? 秘められた新機能を検証)。 これまでのタブレット市場はアップルのほぼ独走状態。調査会社Strategy Analysisによれば、2010年の世界のタブレット売り上げの84.1%をiPadが占めている。ただし四半期ごとに見ると、iPadのシェアは2010年第3四半期が95.5%、同第4四半期が75.3%と日を追うごとに落ちている。 ちなみにiPadが発売された2010年4月~12月までの累計出荷台数は1480万台