8歳を境にスポーツから遠ざかる女児が急増――。笹川スポーツ財団が9日に発表した「4〜9歳のスポーツライフに関する調査」でこんな実態が明らかになった。 毎日のようにスポーツをする割合が7歳までは3割以上で男児より高いのに、8歳、9歳と低下する。サッカーや野球に親しみ、年齢を重ねても続ける例が多い男児に対し、女児にはそうした競技が少ないことが一因のようだ。 女児の「好きな選手」に、1位の浅田真央(フィギュアスケート)を除けば男子が多いのも特徴。同財団は「同性のスターが少ない影響もあるのでは」と指摘している。