小林愛実が、初めてピティナ・ピアノコンペティションに参加したのは、2001年の5歳の時。以降、6歳でC級(小6以下)、7歳でE級(中2以下)、8歳でJr.G級(高1以下)で全国決勝大会に進出し、金賞を受賞。翌年の全日本学生音楽コンクール優勝も含め、過去の最年少記録を次々と塗り変えていった。瞬く間に、「小林愛実」の名前は全国に拡がり、「神童」「天才少女」と呼ばれた。音楽関係者から子育て中の保護者まで広く、そして常に、注目の的であり続けてきた。 山口県から東京の二宮裕子先生のレッスンに、1人飛行機で通う生活から、一転。2年前より二宮先生宅のあるマンションに一家で転居し、エレベーターでレッスンに通う生活になった。天性の感受性、音楽性、そして感覚的な真似の早さでもって、幼少期から目を見張る成長をとげてきたという愛実さんにとって、この2年間は、"与える段階から、徐々に自分で考える段階へシフトしている
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