世界初、将来も情報漏えいの危険のない分散ストレージシステムの実証に成功 東京工業大学 大学ジャーナルオンライン編集部 東京工業大学工学院情報通信系の尾形わかは教授は、国立研究開発法人情報通信研究機構と共同で、ユーザー認証・情報伝送・保存の3つのプロセスのすべてに情報理論的安全性が担保される「分散ストレージシステム」の実証実験に世界で初めて成功した。 これにより、ユーザ認証・情報伝送・保存のプロセスにおいて、長期にわたり情報漏えいの危険のない、情報理論的に安全な分散システムの実証に世界で初めて成功したという。 この研究の背景には、元NSA・CIA職員のスノーデン氏によるリーク情報で知られたように、インターネットで使用されている暗号の一部は、既に破られている可能性があるという現状があり、国家安全保障情報などがインターネットを行き来し保管される時代において、長期にわたり安全性を保証できる分散スト
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