2007年、米国のラジオ局が主催した水飲み大会に出場した28歳の女性が、短時間で7.5リットルの水を摂取した直後に死亡する事故が起きた。遺族はラジオ局を相手に裁判を起こしていたが、このほど裁判でラジオ局の過失が認められ、賠償金の支払いを命令。その額は約1,650万ドル(約15億円)に上るという。 事件が起きたのは、2007年1月12日のこと。米カリフォルニア州のラジオ局が、賞品として用意した任天堂「」にかけて、「のためにおしっこ(Wee)を我慢」という水飲み大会を開いた。トイレに行ったり、吐いたりすることなく、いかに水を飲むかを競うこの大会に、3人の子どもを持つジェニファー・ストレンジさんも「子どものためにを獲得したい」と参加。ほか17人のライバルとともに水をどんどん飲み、その速さは「3時間超でほぼ2ガロン(約7.5リットル)」(米放送局ABCより)という量だった。 米紙ロサンゼルス・タイ