部下の20歳代の女性巡査にセクハラ行為をしたなどとして、兵庫県警は22日、県内の警察署の男性巡査部長(50)を停職3か月の懲戒処分にした。 別の男性警官が署の朝礼で、「こんな人にはなりたくない」とセクハラを取り上げてスピーチし、発覚した。 発表によると、巡査部長は2008年春、体を触らせるよう求めるメールを巡査に送信。昨年2月の署の送別会旅行では、寝ていた巡査の部屋に忍び込み、顔などを触ったという。 巡査部長は「悪ふざけのつもりだった。体は触っていない」と釈明しているという。和田順一・県警監察官室長は「警官としてあるまじき行為。厳正に処分した」としている。