会見で質問に答えるスノーボード・ハーフパイプの国母和宏=カナダ・バンクーバーの選手村で2010年2月10日、乗峯滋人撮影 【バンクーバー栗林創造】全日本スキー連盟(SAJ)は10日(日本時間11日)、日本選手団の選手村入村式に、当初予定されていたスノーボード・男子ハーフパイプ(HP)の国母和宏(東海大)の出席を自粛させた。 「成田空港を出発する際、服装に乱れがあった」などとする意見がSAJなどに寄せられたことを受け、本人に事実を確認した上で出席を見送るよう求めたという。国母は9日にバンクーバー入りした際にも、日本選手団の公式ブレザー姿でネクタイを緩め、ズボンはずり下げてはき、シャツのすそを出していた。また、日本オリンピック委員会(JOC)は、日本代表選手団の橋本聖子団長を通じ、スノーボードの萩原文和監督に注意した。 国母は、入村式後に開かれたHPチームの記者会見で「反省してます。競技に影響