大津市環境美化センター(膳所上別保町)の職員が収集した大型ごみを私物化するなどしていた問題で、市が同センター職員ら27人を文書による厳重注意としていたことがわかった。 私物化したごみで作った〈休憩スペース〉で勤務時間中に遊んだことを認めた2人以外にも、職場に私物を持ち込んだり勤務時間中にマンガを読んだりしていたことがわかり、ごみ収集担当の全職員23人を厳重注意とした。 残る4人は部長や所長らで、管理・監督責任を問うた。いずれも28日付で、懲戒処分に当たらないため、市は公表しなかった。 市は「職員によっては、遊んだり休んだりと程度の差はあるものの、いずれも『許されない行為』と認識させるため、全て厳重注意とした」としている。