冨田「見た瞬間、欲しくなった」と供述 日本水連は厳正処罰へ
冨田「見た瞬間、欲しくなった」と供述 日本水連は厳正処罰へ
紅葉シーズンの登山が暗転した。長野、岐阜県境にある御嶽山の大規模な噴火。登山者たちは暗闇に包まれた山道を、口を覆い、厚く積もった灰を踏みしめながら、ひたすらふもとへ逃げた。 「ドン、ドン」。黒沢口登山道の山頂近くにある避難小屋「覚明堂」管理人の瀬古文男さん(67)は何度か爆発音を聞いた。直後に雨が降りだし、雷鳴が聞こえた。「何が何だか分からない」。灰で真っ白の登山者が50人近く逃げ込み、小屋はいっぱいになった。 70代くらいの男性は飛んできた石が当たり、頭から流血していた。「寒い」。青ざめていた。肩や腕などを負傷した人も6人いた。1人は顔をゆがめ、「死ぬところだった」と言った。 木曽森林組合の作業員山田春樹さん(46)は、同僚と2人で切り倒した木を運んでいるとき、「ドーン」という音を聞いた。山頂から約5キロの場所。まさか噴火とは思わず、雷だと思った。 車に戻り、ラジオを聞いた。「噴火? ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く