中国製冷凍ギョーザ(餃子)中毒事件で、製造元の中国河北省石家荘の「天洋食品」が事件後に中国国内で回収したギョーザが流通し、このギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤メタミドホスによる中毒症状を起こして、重大な健康被害が出ていたことがわかった。 関係筋が5日明らかにした。これまで日中双方の警察当局がそれぞれ自国内でのメタミドホスの混入を否定してきたが、中国国内で同様の事件が発生したことにより、中国での混入の可能性が強まった。 日本政府は今後、中国公安省に事実確認を要請するとみられ、日中両国の捜査協力がようやく本格化する可能性が出てきた。 関係筋によると、中国側は7月初め、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の直前に、外交ルートを通じて、日本側にこの新事実を通告、中国での混入の可能性を示唆したという。 事件が起きたのは6月中旬。天洋食品が回収した冷凍ギョーザの一部を食べた中国人が中毒を起こ
アテネ五輪の開幕まで、あと2週間余り。人間の限界に挑戦し、新記録を打ち立てるアスリートの姿は、見る者に感動を与える。だが、そんな感動を踏みにじるのが、薬物による人体強化「ドーピング」だ。医学の進歩を逆手に取り、次々と現れる新手のドーピングと、それを見破る検査現場の戦いを追った。(佐藤俊彰) いたちごっこが続くドーピングとの戦いを支えるのは、世界反ドーピング機関が公認する世界31か所の検査機関だ。日本では、総合的な臨床検査事業を手がける三菱化学ビーシーエル(東京・板橋)が唯一公認されている。 こうした検査機関がアテネで特に目を光らせる薬物が、貧血薬のエリスロポエチン(EPO)と小人症治療に使う成長ホルモン(GH)だ。赤血球を増やす働きがあるEPOは、持久力向上が期待でき、GHには筋肉強化作用がある。 どちらも遺伝子組み換え技術を利用して生産されている。しかしもともとは人体に存在するホルモン。
住宅街を“散歩”のイグアナ、カラスよけネットで御用…厚木 (06:55) どうぶつ広場 たばこ2箱渡して買春容疑…「タスポ」持たない女子中生に (06:15) 交通量予測し「赤・青」調整、“考える信号機”長野に登場 (05:32) 「ネット検索」導入効果?千葉で落とし物の返還率アップ (03:45) 調書漏えい、有罪医師「信念変わらぬ」…即日控訴 (03:09) 朝日襲撃手記の誤報、週刊新潮編集長との一問一答 (03:09) 「私物化ない」「取引は正当」漢検理事長、3時間の抗弁 (03:09) 「結果的に誤り」繰り返す、誤報で謝罪の週刊新潮編集長 (03:06) もっと見る
「陰性」信じ、死亡も 「尿で簡単にがん検査ができる」とうたって、役に立たない診断キットを販売したとして、警視庁は18日、医薬品輸入販売業、南秀明(63)(神戸市東灘区)と臨床検査会社「マリア・クォールホールディングス」社長、飯田祐巳(37)(東京都中央区)の両容疑者ら3人を薬事法違反(無承認医薬品の無許可販売)の疑いで逮捕した。 同庁は、南容疑者らが約3年前から同キット約18万個を健康食品会社などに卸し、約3億2000万円の利益を得ていたとみている。 発表によると、3人は2006年6月〜昨年12月、医薬品の販売資格がないのに、仙台市や大阪市内の健康食品会社などに、「CCD」「CCS」などと名付けた無承認のがん検査キット計約9800個を計約2200万円で販売した疑い。健康食品会社などは、全国各地の薬局に商品を卸していたという。 同庁幹部によると、南容疑者らは、同キットについて、「尿に薬品を入
ワクチン高接種率、なのに はしか猛威 10代〜20代 流行少なく、免疫増えず はしかが関東地方を中心に若者の間で猛威を振るっている。21日に早大がキャンパスへの立ち入りを禁止するなど各大学で休講などの措置が相次ぎ、少なくとも15万人の学生に影響が出ている。なぜ今、大学生にはしかが流行しているのか。 今年のはしかの流行は、10〜20歳代の患者が多いのが特徴。この年代のワクチン接種率が気になるところだが、厚生労働省の2005年の調査では、接種率は2〜19歳は95%以上、20歳代が88・6%、30歳代が85・0%、40歳以上が52・3%と、年齢が上がるにつれてワクチン接種を受けた人の割合が下がっている。 なぜ、接種率が高い若者に感染者が多いのか。国立感染症研究所は、ワクチン接種率の上昇に伴い、はしかの流行が激減、はしかのウイルスと接する機会が少なくなって、免疫が増強される機会が減ったからと指摘
昨年の大阪世界陸上女子一万メートル代表の絹川愛(ミズノ)が、今月末に行われる日本選手権を欠場する可能性が高いことが5日、明らかになった。 原因不明の感染症が完治しなかったため。同選手権は北京五輪代表選考会を兼ねており、絹川の五輪出場は厳しくなった。 指導する渡辺高夫監督によると、絹川は昨年12月から今年2月にかけ、右と左の骨盤を疲労骨折。その後、左ひざに痛みが出た。通常の治療で治癒せず、痛みの部位が次々転移したため、4月に放射性同位元素診療と特別な血液検査を実施。通常の血液検査で正常値だった血液に異常が見つかり、ウイルス感染と診断された。 担当医の松元司医師は、「未知のウイルス感染で赤血球と白血球が変形していた。国内では報告のない症例。中国の昆明合宿での感染が疑われる」として、昨年3月の昆明合宿中に感染、潜伏期間を経て発症した疑いを指摘する。7月に英国で開かれる学会で、症例の発表を予定して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く