中国四川省で発生した地震で、家屋、ビルが倒壊し多数の犠牲者がでたのは、想定を上回る巨大な直下型地震だったことに加え、最近、地方都市も発展する中国急成長の陰で、十分な地震対策がとられていなかったことが背景にあると専門家は分析する。 東京大学地震研究所の壁谷沢寿海(かべやさわとしみ)教授(耐震工学)は、倒壊した鉄筋コンクリートのビルの映像を見て「柱とはりの接合が弱く、揺れによって外れやすい構造をしていたためだろう。壁もコンクリートブロックやレンガを積み重ねた作りで、もろい」と語る。 中国各地で地震対策の調査を行った神戸大の大西一嘉(かずよし)・准教授(都市防災)は「中国の農村部はレンガなどを積んだ、手作りの家屋が多く、強い揺れによって壁全体が倒壊した可能性がある。一般家庭も日本の震度で4〜5弱の地震に耐えることを求められているが、十分ではない」と指摘する。 中国出身の小鹿健平・アジア防災センタ
トキは山中の餌が少なくなると、棚田や平地の水田も餌場とした。このため、田を荒らす害鳥として嫌われた時代が長かった。しかし、新潟県佐渡市で野生復帰が視野に入るようになってからは、地元の農民たちの意識も変わりつつある。(2008年6月3日)[全文へ]
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