Until The Light Takes Us (Official Trailer) 「松嶋×町山 未公開映画祭」にて購入・鑑賞。ここで付けられていた邦題は「ライト・テイクス・アス 〜ブラックメタル暗黒史〜」。 ノルウェーのブラックメタル黎明期における二人の重要人物、BURZUMのカウント・グリシュナックことヴァーグと、DARKTHRONEのフェンリズことギルヴを中心としたドキュメンタリー。 ノルウェーのブラックメタル界の悪名は、メタルに興味ある人なら大体耳にしたことがあってこういう感じでネタにされる程度には伝説化している状態だったけれど、実際にそこで何が起こっていたのかが当事者の口から語られた貴重な映像だ。この界隈での代表的なエピソードについてはだいたい言及されており、非常に具体的な生々しい証言が聞ける。猟銃自殺したバンドメンバーの現場写真を次のアルバムのジャケットに使った事件、ユーロ
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◇ ノルウェー ノルウェーは国連の“生活の質指標”で第一位の国である(世界有数の裕福な国である)。ノルウェーが風変わりな国というのには正当な理由がある。山だらけのこの寒い国は、気候もひどく、暮らしにくい一方、豊かな自国の神話がある。そういった要素がブラック・メタルに溶け込んでいる。 幼稚園から社会性の教育を始め、騒がず、不満を言うなと教えられる。何かに反抗することをよしとはしない。しかし、そういった教育により、憎悪の対象が権威や教会になってしまう。 マティン・アルスヴォーグ(キリスト教関係者) 「ノルウェーはとても恵まれた国で、生活水準も高い。それが若者をうんざりさせるのだと思う。自己証明になるものが何もないよりは、邪悪なものと自分を同一化するほうがマシだと思っているのかもしれない。」 サモス(Emperor) 「アンチ・クリスチャンであることは朝飯を喰うのと同じ感覚だ。信念とかそういう大
オラショとグレゴリオ聖歌とわたくし 皆川達夫 生月島のオラショ(隠れキリシタンの祈り)にわたくしが最初に出会ったのは、もうニ十五年も前になるだろうか。一九七五年(昭和五十年)の五月のことである。 その頃わたくしは長崎市のアマチュア合唱団を指導するため、この地に滞在していた。ルネサンス音楽による演奏会を企画したこの合唱団が、わたくしに指揮を依頼してきたのが発端である。ほぼ一週間ぐらいの長崎滞在の合間に、合唱団のリーダー格のメンバーが「県下の離れ小島に隠れキリシタンの面白い歌がありますから、聞きにゆきましょう」と誘ってくれた。 率直に言ってその頃のわたくしには、隠れキリシタンの知識や関心はほとんどなかった。かって遠藤周作氏の『切支丹の里』によって隠れキリシタンの存在を知ってはいたものの、何やらおどろおどろしいイメージを抱いてしまって、余所事のように思い込んでいたのである。せっかくの申し入れにも
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