大阪府内の健康な女性があらかじめ凍結保存しておいた自分の卵子を使って去年、出産していたことが分かりました。卵子の凍結はがん治療などの際に行われることがありますが、健康な女性で行われ、出産に至るのは極めて珍しいということです。 その後、結婚してから41歳当時に凍結した卵子を使って体外受精を行い、去年5月、女の赤ちゃんを出産したということです。 卵子の凍結保存は、がん治療などの際に行われることがありますが、診療所によりますと、健康な女性で行われ出産に至るのは極めて珍しいということです。 健康な女性の卵子の凍結保存は、女性の晩婚化が進むなか広がっているとみられますが、日本産科婦人科学会は、去年、卵巣出血などを起こすおそれがあり、胎児への影響が不明だなどとして、健康な女性には基本的に推奨しないとする見解をまとめています。 また、日本生殖医学会は、健康な女性にも認めるガイドラインをまとめていますが4