米Micron Technologyは10月9日、メモリ事業の縮小計画を発表した。 半導体市場の需要減退と供給過剰によるNAND型フラッシュメモリ、特に200ミリウエハー製造ライン製品の、製造コストを下回るほどの販売価格低下が事業縮小の要因としている。 同社は、Intelとの合弁会社であるIM Flash Technologies(IMFT)の、米アイダホ州ボイジー工場でのNAND型フラッシュメモリの生産を中止する。これによりIMFTのNAND型フラッシュ生産量は、月間で200ミリウエハー約3万5000枚分の減産となる。 このメモリ事業縮小に伴い、今後2年間で従業員の約15%を削減する計画も明らかにした。 関連記事 Micron決算、赤字拡大 メモリの供給過剰と価格下落により、Micronの6~8月期業績は赤字が2倍以上に拡大した。 2008年の世界半導体売上高予測、SIAが下方修正 米半