藻類「オーランチオキトリウム」の沖縄株=筑波大提供 藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チームは工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。 筑波大の渡邉信教授、彼谷邦光特任教授らの研究チーム。海水や泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」という単細胞の藻類に注目し、東京湾やベトナムの海などで計150株を採った。これらの性質を調べたところ、沖縄の海で採れた株が極めて高い油の生産能力を持つことが分かった。 球形で直径は5〜15マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。水中の有機物をもとに、化石燃料の重油に相当する炭化水素を作り、細胞内にため込む性質がある。同じ温度条件で培養すると、これまで有望
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 住民投票の実施確定 名古屋リコール、有効署名法定数上回る 2010年12月15日 14時47分 リコール署名の異議申し立て分を審査する選管の委員ら=15日午前、名古屋市昭和区役所で(星野大輔撮影) 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けた署名の無効取り消しなどを求めた異議申し立てで、千種、昭和、港区の選管が15日開いた委員会で全署名の判定を確定させ、新たに2317人分が無効から有効に変わった。この結果、同日中に審査する残り4区の結果を待たず、有効署名が議会解散を問う住民投票の実施に必要な36万5795人分の法定数を上回った。請求代表者の本請求を経て、政令市では初となる住民投票が実施される。 これまでの審査で有効を無効にするよう求める異議はほとんどなく、残りの中村、中、瑞穂、南の4区の審査では有効署名がさらに上積みされる見通し。ほ
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