9月26日の東京株式市場で、iPhone発売の可能性について「ノーコメント」を貫いたKDDIの株価は大幅に下落し、ソフトバンクは年初来安値を更新した。 欧州の信用問題に対する懸念などから日経平均株価が8400円を割り込む中、KDDIも前営業日の終値を下回る安値でスタート。午後には全営業日比で5万5000円安の56万9000円を付ける場面もあった。終値は5万円安の57万4000円(-8.01%)だった。iPhone発売報道が伝わった前営業日の22日には66万8000円の年初来高値を付けていた。 ソフトバンクの終値は115円安(-5.04%)の2167円。KDDIによるiPhone発売の影響を懸念した証券会社が投資判断を引き下げたことなどが響き、連日で年初来安値を更新している。 一方、NTTドコモの終値は700円安(-0.49%)の14万3500円。一時、取引開始直後に3500円高の14万77