2015年12月20日のブックマーク (1件)

  • 心・色・水・雲・綾 - スペクトラムしい日々

    こころに形があるとしたら、どんな形だろう。 色で例えるなら、どんな色でも存在できて、どんな風にも混じり合う… 例えば透明な水の中に、色水を1滴ずつ落とす。 幾つもの色を落とすごとに、水の中で色が拡散し、色と色とが混じり合う。 しかし等質となることはなく、混じる部分と交じる部分と。 だから、色が重なるほど濁るわけではなく、 より多く使われる色が全てを支配するわけでもない。 微かにほんの1滴分のスペースさえもそこに独立できる。 性質としては液体としか言いようがない。 静寂なこともあれば、ゆらゆら、ざばざばと波打ち荒ぶることもある。 たっぷり満たされているかと思えば、枯渇しそうにも。 濃度はその時々の状態で微妙に変化し、場所によっても差ができるので、澱みができたりさらさら流れたり。 それとももう少し違うものに例えるなら、雲のように、空に現れては浮かんで消えて流れていくもの。同じ風景には2度と出会

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