印刷 広島県東広島市で昨秋、病院に搬送され、その後死亡した生後2カ月の男児が育児放棄でけがを負っていたとして、広島県警は9日、両親の無職、西原奈奈(30)と康太(26)の両容疑者=東広島市西条町御薗宇=を保護責任者遺棄致傷の疑いで逮捕し、発表した。2人は「やることはやった」と否認しているという。 県警によると、2人は昨年9月〜10月末、自宅のマンションで着替えやおむつの交換をせず、次男の蓮太ちゃんを不衛生な状態で放置し、床ずれから足や腰などに接触性皮膚炎による約1カ月の傷害を負わせた疑いがある。 昨年11月1日午前0時ごろ、東広島医療センターから県警東広島署に「虐待された可能性のある男児が運ばれてきて、死亡した」と通報があった。市内に住む両親が「子どもの顔色が悪い」と運んできたという。 購読されている方は、続きをご覧いただけます