もう10年近く前のことで恐縮だが、私は2011年の4月から6月にかけて、四国八十八箇所霊場を徒歩で周る「歩き遍路」をやった。 そしてこの秋、改めて四国八十八箇所霊場を愛車のリトルカブ(50ccの原付バイク)で周ってみたのだが、これが歩き遍路と車遍路のいいとこ取りといった感じであり、四国遍路をカジュアル&リーズナブルに満喫できるスタイルだったのでレポートしたい。 ※当記事は『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによって取材させていただきました。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:わらじを履いて箱根の石畳を歩