京都府警東山署は18日、決闘の疑いで、京都市山科区の職業不詳の男(25)と、西京区の土木建設業の男(25)を逮捕した。決闘容疑での逮捕は珍しい。 逮捕容疑は1月9日午前3時ごろ、東山区祇園のコインパーキングで、一方が「タイマン張ったるわ。来んかい」などと決闘を挑み、互いに殴り合うなどした疑い。 東山署によると、両容疑者は容疑を否認している。2人は同じ不良グループに所属し、トラブルがあったという。 決闘罪は、暴行による闘争を事前に約束して行った場合などに適用され、決闘を申し込んだり応じただけでも罪となる。京都府警では2016年2月、左京区で殴り合ったとして、下鴨署が暴力団組員ら3人を決闘の疑いで逮捕している。