ブックマーク / courrier.jp (174)

  • 英紙が見た日本の後継者問題 「膨大なノウハウや技術が失われようとしている」 | 企業の“死と再生”に迫る

    消えていく日の企業たち オオハシ・トモユキは、神奈川県内にある自分の店の外に置かれたプラスチック製のベンチに座り、厨房の大型業務用冷凍庫を引き取りに来る業者のトラックを待っていた。もう、これで後戻りはできない。父親から店を引き継いで約35年、この先オオハシがまぐろ丼を客に出すことはもうない。 いよいよ最後の戸締まりの準備をしながら、オオハシは横浜近郊に住む息子に連絡を取ろうか思案していた。サラリーマンの息子は家業には興味がなかったが、大通りにある店の看板を撤去するのを手伝ってもらえるか聞こうかと思ったのだ。 「話をするのも、なかなか難しくてね」とオオハシは言う。ここ数年、息子とそのとの会話は口論になりがちだった。74歳のオオハシは、日を世界第3位の経済大国へと押し上げる原動力となった世代の人間だ。そして引退の時期を迎えた彼らがいま、再び国の形を変えようとしている。 2022年、後継者

    英紙が見た日本の後継者問題 「膨大なノウハウや技術が失われようとしている」 | 企業の“死と再生”に迫る
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    blueboy 2022/05/23
    中小企業の大半は、赤字で、税金を払っていない。従業員も低賃金。なくなってしまった方がいい。存在価値のある企業は、急成長して、小企業から中企業になってしまう。さらには大企業化するかも。成長路線で。
  • EV市場を席巻するテスラの「最大の脅威」となり得るのは日本のあの企業だ | 電気自動車に強い企業として再生できるのか?

    電気自動車(EV)の需要が世界中で急速に高まるなか、日の自動車メーカーは後手に回っている印象がある。だが実は、EV事業で圧勝しているテスラの最も大きな脅威となり得るのは、日産かもしれない──英アングリア・ラスキン大学でサプライチェーン・マネジメントを専門に教鞭をとる准教授が「カンバセーション」に寄稿した。 米中がしのぎを削る自動車業界 日産自動車は2021年11月、新たに130億ポンド(約2兆450億円)を投じて、電気自動車(EV)主体の事業への転換を加速する計画を発表した。投資はイングランド北東部の同社サンダーランド工場に重点的に振り向けられ、ここを拠点として、2030年までに新型EV23車種を生産する。同工場はすでに「ニッサンリーフ」を生産している。 しかしながら日産も他の既存自動車メーカーと同じく、イーロン・マスクが創業したEV専業の米テスラに遠く及ばない。テスラは間違いなく世界で

    EV市場を席巻するテスラの「最大の脅威」となり得るのは日本のあの企業だ | 電気自動車に強い企業として再生できるのか?
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    blueboy 2022/05/11
     原文の和訳(全文) →  https://x.gd/TPirE   下らない話しか書いてない。あまりにも底の浅い分析。 / 粘土の EV モデルを作って威張っているトヨタに比べればマシ、という程度か。 https://x.gd/fkHqe  https://x.gd/xa9FJ
  • イーロン・マスクは右派か左派か… 米紙が徹底調査した結果 | 謎めいた億万長者はいかなる政治思想を持っているのか

    イーロン・マスク政治観は? イーロン・マスクのツイッター買収の是非を巡る議論がツイッター上で吹き荒れた。 だいたいの人々は自身の印象を表明することで、個人としての政治運動を展開した。保守派の人々は、マスクの計画を言論の自由の勝利だとして喝采を送った。一方のリベラル側は、もしマスクがツイッターの投稿監視を廃止する計画を完遂すれば、誤情報が氾濫することになると気が気ではない。 しかし、この謎めいた億万長者がいかなる政治思想を持っているのか、確信を持って答えられるものは誰もいないようだった。 なぜかと言えば、南アフリカに生まれ、2002年にアメリカ市民権を得たばかりのイーロン・マスク御歳50歳が表明する見解は、アメリカにおける左派─右派に二極化した政治の枠組みにうまく当てはまらないのだ。 マスクはよくリバタリアンと呼ばれる。しかしこの呼称は、彼の政治観がいかに矛盾を孕む気まぐれなものになり得る

    イーロン・マスクは右派か左派か… 米紙が徹底調査した結果 | 謎めいた億万長者はいかなる政治思想を持っているのか
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    blueboy 2022/05/11
     ひとことで言えば、「自由主義者」。個人の自由を尊重するので、あらゆる制限や介入を嫌がる。左派の制限を否定すると、右派と見られる。右派の制限を否定すると、左派と見られる。
  • 「中国の歴史を知りなさい!」和服を着た中国人が、別の中国人に注意され大問題に | 「私が親ならあなたを引っ叩いているわ!」

    「私が親ならあなたを引っ叩いているわ!」──中国遼寧省のとある公園の一角で、女性が怒りをあらわにした。彼女の怒りの矛先は、和服を身にまとった中国人の女性に向けられている。 和服の女性も釈然としない様子で反論する。いったい2人は何を言い争っているのか。 中国メディア「极目新闻」によると、この騒動が起きたのは、中国の東北地方にある遼寧省。和服を着た女性は、友人と公園を散歩しながら写真撮影を楽しんでいたという。 そこへ、公園にいた別の女性が「中国歴史を知りなさい!」と彼女たちに文句をつけてきたという。どうやら、かつて中国を侵略した日の伝統衣装を中国人の彼女たちが身にまとって公園を散歩していたことが、この女性は気にわなかったようだ。 いきなり文句をぶつけられた和服の女性は、「和服を着ているからといって、私が日人になってしまったとでも言うのですか?」と反論。それを聞いた女性は、「私が親ならあ

    「中国の歴史を知りなさい!」和服を着た中国人が、別の中国人に注意され大問題に | 「私が親ならあなたを引っ叩いているわ!」
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    blueboy 2022/05/03
     中国の歴史では、外国人がしばしば政権を取った。元朝はモンゴル人。日清戦争のころの清は、満州人の政権。
  • ビル・クリントン「NATOの拡大が戦争を招いたと批判されても、私は正しかったと今でも思う」 | ロシアを孤立させない努力も常にしてきた

    ベストを目指しつつ最悪に備える 大統領になった当初、私は、ソビエト連邦が解体した後に健全な経済と正常な民主主義をつくろうとするボリス・エリツィンの努力をサポートすると約束した。だが同時に、ワルシャワ条約機構に加盟していた国やソ連の一部だった国も含めて、NATOを拡大することも約束した。 私の政策は、最悪の事態に備えつつ、ベストな状況を目指すものだった。ロシアが共産主義に戻る心配はしていなかったが、「民主主義」と「協調」を帝国への野望に変えてしまう、ピョートル大帝やエカテリーナ2世のような過激なナショナリズムが復活してしまう心配はあった。 エリツィンがそうなるとは考えていなかったが、エリツィンの後にどうなるのかを予測できた人はいなかったのではないだろうか。 ロシアが民主主義と協調を目指す道にとどまるなら、テロや民族・宗教などの間の衝突、および核兵器、化学兵器、生物兵器の拡散など、現代の安全保

    ビル・クリントン「NATOの拡大が戦争を招いたと批判されても、私は正しかったと今でも思う」 | ロシアを孤立させない努力も常にしてきた
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    blueboy 2022/05/01
    NATOの拡大を一律に論じるべからず。ウクライナ以外への拡大は妥当だ。その意味でクリントンは正しかった。ウクライナのNATO加盟は、誰も認めなかったのに、認めるフリをした。それが戦争を招いたが、バイデンの責任。
  • ゼレンスキーを支える“スピーチライター”の正体──誰があの名演説を書いているのか? | ウクライナ情報戦の立役者

    ウクライナ国民の士気を奮い立たせ、世界に対しては各国の歴史を踏まえたスピーチで心を揺さぶる──ゼレンスキー大統領の名演説を手がけるスピーチライターは誰なのか? 英紙「オブザーバー」がその正体に迫った。 38歳の元ジャーナリスト ロシアウクライナ侵攻を始めてから50日目、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はその日の夜も国民へ向けて語りかけた。ウラジーミル・プーチンはわが国を5日で制圧できると考えていたが、いまや「現実とお友達になる」ほかない状況に追い込まれている、と。 ゼレンスキーは数日前にロシア軍の巡洋艦「モスクワ」が沈没したことにも触れた。ウクライナ側がミサイルで撃沈したと発表したものだ。ゼレンスキーは「ロシアの軍艦でも…………海底に沈み得ること」を証明してくれたと、かなり長い間合いを入れてドラマチックにウクライナ軍をたたえた。 戦場では激しい攻防が続いているが、「情報戦」ではウクライ

    ゼレンスキーを支える“スピーチライター”の正体──誰があの名演説を書いているのか? | ウクライナ情報戦の立役者
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    blueboy 2022/04/19
    日本でも三島由紀夫が大蔵省官僚だったときに、演説の草案を書いたが、徹底的に朱筆を入れられ、無味乾燥で責任の所在が不明瞭な文章に書き直された。人を感動させるより、責任を取らされない口先文章が大事な日本。
  • 日本の複雑すぎる「ごみ出しルール」に、外国人記者のプライドは打ち砕かれて | 16ページにわたる解説書、大音量でやってくるごみ収集車

    でごみ出しを遂行するのは、至難の業だ。細かくごみを分別したあと、また細かく指定された日時に合わせて、そのごみ袋を集積所へ持って行かなくてはいけない。だが、それで安心するのはまだ早い。そこでは近隣住民が目を光らせて、あなたのごみを最終チェックしているからだ。 ただごみを捨てるだけなのに、うんざりするようなプロセスを踏まなければならないが、そのおかげで日はリサイクル分野で世界を牽引する立場になれたのだという。 近所のごみ集積場に向かいながら、私は今から地雷原に足を踏み入れるんだぞ、と自らを奮い立たせる。今回は、正しくごみを出せるという自信がかなりあった。台所で出た生ごみは水を切っていたし、段ボール箱はすべて平らにして紐で縛っていた。それに、缶詰はラベルを剥がして、別の箱に入れていた。 私は横浜の郊外の路地裏で、ほかの住人たちが金網で囲われたごみ置き場に置いていったごみをこっそりと覗いてみ

    日本の複雑すぎる「ごみ出しルール」に、外国人記者のプライドは打ち砕かれて | 16ページにわたる解説書、大音量でやってくるごみ収集車
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    blueboy 2022/04/15
    プラスチックの薄い素材の容器や包装は、容器包装リサイクル協会という民間業者が処理する。厚い素材のプラスチック(オモチャや道具など)は、自治体が燃やすゴミとして処理する。両者は別扱いで、分別も別だ。
  • フランス紙「ウクライナの惨状は日本人に東京大空襲の苦い記憶を思い出させる」 | 当時も多くの民間人が犠牲に…

    仏紙「ル・モンド」は、複数の都市が壊滅し、多くの民間人が犠牲となっているウクライナの状況を、かつての東京と重ね合わせて見ている日人がいると報じた。 東京大空襲でも多くの民間人が犠牲に 「戦争反対! 民間人への爆撃反対!」 3月初旬、そんなプラカードを持った年配の女性が一人で東京中心部の地下鉄駅の出入口に立っていた。女性の名はミウラ・フミコ。彼女がまだ6歳だった1945年3月9日深夜から翌10日未明、家族とともに暮らしていた東京の北東部が米軍のB-29の焼夷弾爆撃を受けた。ミウラ自身はそのときの焦熱地獄を逃れられたが、そのとき目にした惨状はいまも忘れていない。 ミウラはロシア軍の爆弾にさらされるウクライナの光景に心を痛め、この人通りの多い場所に来て、手書きのプラカードを持つことにしたという。

    フランス紙「ウクライナの惨状は日本人に東京大空襲の苦い記憶を思い出させる」 | 当時も多くの民間人が犠牲に…
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    blueboy 2022/04/09
     フランス人に指摘されるまで黙っているとは、情けない。ロシアはマリウポリで民間人を 5000人も殺したと批判されているが、米国は第二次大戦で日本の民間人を 80万人も殺した。両者を比較しているのは https://x.gd/BuM9X
  • チャールズ・ダーウィンが女性差別者だったために「進化論」には限界が生じた | オスの形質にばかり着目し、メスの可能性を過小評価

    19世紀のイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンは、現代の生物学の基盤となる「種の形成理論」を構築した。しかし、ダーウィンは女性差別者であり、それゆえにメスの可能性を過小評価し、彼の進化論は不充分なものだったことが明らかになった。 ダーウィンは「メス」の可能性を信じていなかった 生物学的に言うと、「性交」はコストの大きくかかる仕事だ。適切な相手を見つけるのに非常に大きな時間とエネルギーを要し、さらに子孫を残すために莫大な資源が求められる。 しかし、「性交」によってより良く新しい遺伝子と組み合わせることで、親よりも健康な子供を残せる可能性がある。そして、ダーウィンは、多くの動物種が慎重に相手を選んでいることに気がついた。

    チャールズ・ダーウィンが女性差別者だったために「進化論」には限界が生じた | オスの形質にばかり着目し、メスの可能性を過小評価
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    blueboy 2022/04/03
    ダーウィン自体は、当時の無知な状態を引き上げたので、大きな功績がある。だが彼の継承者は、ダーウィンを盲信するばかりで、ろくに先へ進めず、進歩がなかった。特に性淘汰説を唱える進化論者はゴミばかりだ。
  • マイクロソフトに勝つためにソニーが組むべき企業はどこでしょうか? | すぐに動いてチャンスを掴むべき!

    「プレイステーション」を持つソニーは、熾烈な競争が繰り広げられているゲーム業界において、「Xbox」を持つマイクロソフトと戦いながらも優位に立ち続けていました。しかし両社が2月に行った買収により、今後はそのパワーバランスが変わってくる可能性があるそうです。ソニーはどうすればマイクロソフトに勝てるのでしょうか? 英誌「エコノミスト」によれば、勝利の鍵はエピックのような企業と手を組むこと。ソニーがこれからもゲーム界のトップに立ち続けるには、同社が持つ技術やコンテンツをより魅力的に展開するための「土台」が必要なのです。 マイクロソフトは2月、ソフト開発会社「アクティヴィジョン・ブリザード」社を690億ドルで買収しました。世界的な人気を誇るシューティングゲーム「コール・オブ・デューティ」シリーズの所有権を獲得したのです。 一方のソニーは「バンジー」社を買収し、こちらも人気のあるシューティングゲーム

    マイクロソフトに勝つためにソニーが組むべき企業はどこでしょうか? | すぐに動いてチャンスを掴むべき!
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    blueboy 2022/04/02
     エピックと組むのは、任天堂への対抗策にはなるが、MS への対抗策にはならん。企業規模の拡大ということを目的とするのなら、ホンダとの提携が唯一の策だ。/ MSと組むと、吸収されるぞ。時価総額は 20分の1だ。
  • 米紙「『ドライブ・マイ・カー』は日本の映画業界に反抗したから海外で成功した」 | オスカー受賞の要因と日本映画界の課題

    濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞国際長編映画賞に輝いたのを受け、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が快挙の要因と日映画界の課題を報じている。

    米紙「『ドライブ・マイ・カー』は日本の映画業界に反抗したから海外で成功した」 | オスカー受賞の要因と日本映画界の課題
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    blueboy 2022/03/29
    “日本の映画やテレビ番組の多くは演技力のない「アイドル」を起用することで質が損なわれている” → たしかに大半はそうだ。だけど、演技力のある俳優を使うドラマもあるよ。上白石萌音の主演作とか。
  • 情報戦で圧倒する31歳ウクライナ副首相「ロシアを窮地に追いやった戦略と行動力」 | 被弾した父を思い、寝る間を惜しんで作戦を指揮

    ロシア相手に鮮やかなサイバー作戦を披露し、一躍ときの人となったウクライナの若き副首相ミハイロ・フョードロフ。米紙がキエフのどこかに潜伏する彼に単独取材をおこない、戦略の意図やロシア侵攻後の生活の変化、この戦いにかける意気込みについて聞いている。 ロシア軍がウクライナに侵攻を開始した2022年2月24日、ウクライナのゼレンスキー首相は、最年少閣僚のミハイロ・フョードロフ副首相兼デジタル転換相(31)に対ロシア防衛担当という重要な任務を与えた。 ゼレンスキーのこの命令を受け、フョードロフはまず多国籍企業にウクライナ支援をとりつけるキャンペーンを開始した。 ロシアを世界経済から孤立させてネットの世界から遮断し、iPhoneやプレイステーションの新製品から、ウエスタンユニオンやペイパル経由の国際送金に至るまで、ありとあらゆるサービスへのアクセスを封じる。これが彼の作戦だった。 父がミサイルに被弾、

    情報戦で圧倒する31歳ウクライナ副首相「ロシアを窮地に追いやった戦略と行動力」 | 被弾した父を思い、寝る間を惜しんで作戦を指揮
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    blueboy 2022/03/27
    「 情報戦で圧倒する」 → タイトルで言うほどのことではなかった。 平凡すぎるだろ。圧倒していないよ。
  • 「プーチンは正気じゃない。この国にもう未来はない」 ロシア人の“大脱出”が始まった | 弾圧を恐れて“プーチンの国”から逃げ出した人々

    弾圧を恐れて“プーチンの国”から逃げ出した人々 「プーチンは正気じゃない。この国にもう未来はない」 ロシア人の“大脱出”が始まった サンクトペテルブルクの駅に停車するヘルシンキ行きの特急列車。ロシアから脱出する人々のために増便された Photo by Stringer/picture alliance via Getty Images

    「プーチンは正気じゃない。この国にもう未来はない」 ロシア人の“大脱出”が始まった | 弾圧を恐れて“プーチンの国”から逃げ出した人々
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    blueboy 2022/03/15
     優秀な人が多そうだから、できれば日本に招きたい。人口減少を補える。だけど、ウクライナ人を招く方が、先決だな。 杉浦千畝ビザでも出せないのか。
  • ウクライナから脱出して徴兵を逃れた男たちを苦しめる「罪の意識」と「恥じらい」 | 国のために戦うのか、家族と一緒に生き抜くのか

    ロシアによる侵攻を受けて、ウクライナ政府は徴兵を視野に成人男性の出国を禁じた。そのため国境や列車の駅では、退避する女性や子供たちが、夫や息子や父親との涙の別れを余儀なくされる姿が多く見られる。 一方、合法あるいは違法な手段を使って国境を越えた男性たちもいる。国のために戦うのか、家族と一緒に生き抜くのか──究極の選択のなかで後者を選んだ男たちの葛藤に米紙「ワシントン・ポスト」が迫った。 娘と離れたくなかった ドミトリー・アレクシーフ(34)は、家族を連れてウクライナ国境まで車を走らせた。検問所で、自分だけ止められる可能性もある。そうなれば、その場で2人の子供に別れを告げねばならない。 国境まであと1キロほどの地点で、アレクシーフがその可能性を子供たちに伝えると、12歳の娘は、離れるのは嫌だと言った。それを聞いた彼は父親として、次の言葉を絞り出すことができなかった。 ついに検問所に着いたとき、

    ウクライナから脱出して徴兵を逃れた男たちを苦しめる「罪の意識」と「恥じらい」 | 国のために戦うのか、家族と一緒に生き抜くのか
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    blueboy 2022/03/15
    最後の一文:「なぜNATO加盟国は参戦してウクライナを防衛していないのですか? なぜだと思いますか?」/ この人を責めるべきではないが、称えるべきでもない。悪いのは、我が身かわいさで参戦しない NATO諸国だよ。
  • スラヴォイ・ジジェク「欧州は難民に対する“二重基準”という醜さを曝け出した」 | ヨーロッパを守るとはどういう意味か

    スロベニアの哲学者スラヴォイ・ジジェクがメディア「プロジェクト・シンジゲート」に「ヨーロッパを守るとはどういう意味か?」と題した記事を寄稿。難民対応へのダブルスタンダードを批判し、ヨーロッパを守るための最善の方法について、ロシア中国よりも良い選択肢を提供できると他国に示すことだ、と論じている。 二重基準「誇りと恥」 ロシアウクライナ侵攻を受け、スロベニア政府は即座に20万人のウクライナ人難民を受け入れる用意があると宣言したと、現地メディア「トータル・スロベニア・ニュース」などが伝えている。 このニュースについてジジェクは「私はスロベニア国民として、誇りに思うと同時に恥ずかしくも思った」と記し、スロベニア政府が、アフガニスタン難民の受け入れを拒否し、ベラルーシからポーランド国境に大勢の移民が押し寄せる「移民危機」が起こった際にはヨーロッパが攻撃を受けていると主張して、排除を支援した事例と

    スラヴォイ・ジジェク「欧州は難民に対する“二重基準”という醜さを曝け出した」 | ヨーロッパを守るとはどういう意味か
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    blueboy 2022/03/13
    こういう人たちは、「金は有限であり、世界中の貧困を救うほどの金はどこにもない」ということに気づかないんだよね。たいていは、自分では金を生み出さないで、国から金をもらうだけの学者だ。この人も無為徒食。
  • ツイッターで流れてきたのは「家族の遺体の写真」だった─妻子をロシアの砲撃で殺された一家のストーリー | 「私を好きにするといい。これ以上、失うものはない」

    タチアナとセルヒーは高校で出会った。数年後、彼らはウクライナのナイトクラブで再会したのをきっかけに交際をスタート。2001年に結婚し、キエフ近郊のベッドタウン、イルピンのアパートで、2人の子供と犬と暮らしていた。タチアナは会計士、セルヒーはコンピュータプログラマーだった。 2月、ロシアウクライナに侵攻し、戦火はすぐさま首都キエフへと近づいてきた。まもなく、ペレビニス一家の住む地域が砲撃された。ある夜、彼らのアパートが爆撃に遭い、タチアナと子供たちは地下に移動した。このとき、夫のセルヒーはウクライナ東部の故郷で病気の母の看病をしており、タチアナは最終的に、子供たちを連れて逃げることを決意した。 しかし、それが叶うことはなかった。43歳のタチアナと、18歳のミキタ、9歳のアリサ、そして彼らを助けていた教会のボランティアで26歳のアナトリー・ブレズニーは、日曜日、イルピンの崩壊しそうな橋を急い

    ツイッターで流れてきたのは「家族の遺体の写真」だった─妻子をロシアの砲撃で殺された一家のストーリー | 「私を好きにするといい。これ以上、失うものはない」
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    blueboy 2022/03/13
     われわれにできることはある。それは NATO の軍事介入を推進することだ。戦争の全面拡大を防ぐために、攻撃をウクライナ領内に限定して、ロシア領を攻撃しないことを条件とする。これなら介入できる。 https://x.gd/yt1Ed
  • 「日本人の給料はこれからも上がりそうにない」と英経済紙が考える理由 | 岸田首相は賃上げに前のめりだが…

    企業はこの30年、あらゆる手段を使って商品価格を据え置いてきた。 そのせいで「インフレの可能性はゼロ」という考え方が国民のあいだにも根づき、企業側も、OECD加盟諸国で最も低い平均賃上げ率を何の恥じらいもなく労働者に押しつけた。 労働力人口が減少し、飲店の従業員からエンジニアに至る幅広い分野で人材が不足しているにもかかわらず、各部門の労働組合もその状況に異を唱えなかった。 だが突然、風向きが変わりはじめた。コロナ禍から2年が経過した今春、エネルギー価格とともに、日人のお気に入りのスナック菓子を含めた物価が1979年以来はじめて上昇に転じたのだ。この春に職場に配属される新人社員は、春闘が数十年ぶりにもたらす変化の恩恵を受けるだろうと、楽観的な見方をする向きもある。 生産性は向上しているのに、給料は据え置き 過去30年、日のインフレ率は年平均0.3%で推移していたが、2022年は1.

    「日本人の給料はこれからも上がりそうにない」と英経済紙が考える理由 | 岸田首相は賃上げに前のめりだが…
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    blueboy 2022/03/12
    「労働者に適正な分配が行われてきたとはとても言えません」は正解だ。国民所得そのものは増えるが、労働者への分配比率が減る。富者はますます富み、貧者はますます貧しくなる。安倍政権が非正規を推進したせいだ。
  • 「マック」も「シャネル」もないロシアに備えるモスクワ市民たちの悲哀 | 「歴史ってのはおかしいことがあるね」

    3月8日の夕方、モスクワ市内の「マクドナルド」の店の外にできた長蛇の列には、この皮肉な状況を認識している市民たちも並んでいた。同チェーンがロシアにある850近い店舗を一時閉業すると発表した直後のことだ。 ドミートリー・グリゴリエフは言う。 「昔マクドナルドがオープンした当時は長蛇の列に並んだもんだって親父が前に言ってたよ。で、いま自分も並んでる。ぜんぜん違う理由だけどさ。歴史ってのはおかしいことがあるね」 1990年、モスクワのプーシキン広場にマクドナルド第1号店がオープンしたとき、何千人もの列ができた。あのゴールデンアーチの到来は、国の内でも外でも、冷戦の終わりを告げる確かなしるしとして受け止められた。 ロシア人たちが西側のファストフードやポップカルチャーやジーンズを受け入れたことは、この国がグローバルな資主義システムに統合されたことを意味するものになったのだ。 この10年、ウラジーミ

    「マック」も「シャネル」もないロシアに備えるモスクワ市民たちの悲哀 | 「歴史ってのはおかしいことがあるね」
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    blueboy 2022/03/11
    トップコメ 「今のロシアの最適解はプーチンの追放」→ だとしても、ロシアが戦争に勝利するなら、追放が実現するはずがない。前提として、ロシアの敗北が必要だ。そのためには、西側の参戦が必要だ。https://x.gd/2xRhp
  • リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国

    ウクライナ侵攻が起き、ポーランドやバルト三国など、ロシアと国境を接する国々は警戒を強めている。なかでもベラルーシとも国境を接するリトアニアは、ロシアと関係を強化する中国へも警戒を高め、台湾との関係を深めたことで中国から制裁を受けている。 そのリトアニア首相イングリダ・シモニーテがウクライナ侵攻を受け、英誌「エコノミスト」に寄稿した。 ロシアの脅威から目を逸らしてきた西側諸国 すべては起こるべくして起こったことだった。 1999年のプーチンによるチェチェン紛争は、西側諸国の目を覚ますきっかけとはならなかった。2007年のエストニアへのサイバー攻撃、2008年のグルジア紛争、2014年に始まるウクライナへの軍事侵攻と不当なクリミア併合もそうだった。これらの行動の不当性や責任を、ロシアはすべて否定している。 そして、政権に反対する者、「不都合な」目撃者やジャーナリストは、あからさまに数多く暗殺さ

    リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国
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    blueboy 2022/03/09
     ロシアがヤバくなったのはかなり前からで、要人の暗殺がしばしば行われるようになったころだ。ユシチェンコは、2004年の大統領選挙期間中に毒物を盛られて倒れた。このころにはもうヤバい。プーチンは 2000年就任。
  • ソ連の元報道官アンドレイ・グラチョフ「ロシアは第三次世界大戦に負けたかのような感覚だった」 | ゴルバチョフの元報道官が分析

    アンドレイ・グラチョフ(80)は、ソ連最後の最高指導者ミハイル・ゴルバチョフのもとで1991年12月のソ連崩壊まで報道官を務めた人物である。その後はパリに住み、ロシアの新聞社の特派員として活動した。なぜウラジーミル・プーチンは隣国に戦争を仕掛けたのか。根にある要因を掘り下げて解説する。 ロシアと西側諸国は良質な関係を築けなかった ──ウラジーミル・プーチンの決断に驚きましたか。 プーチン露大統領はかつてソ連崩壊を「20世紀最大の地政学的大惨事」だと言いましたが、そのプーチン大統領人が躊躇なく自国を新たな地政学的大惨事へと突き動かしました。ウクライナの現状や国際社会で孤立を深めるロシアを見れば、まさに「大惨事」というべきです。 ただ、今回の戦争について、これを単にウラジーミル・プーチンの妄想じみたビジョン、常軌を逸したビジョンから生まれたものだと考えてはなりません。この危機は、錯乱状態の

    ソ連の元報道官アンドレイ・グラチョフ「ロシアは第三次世界大戦に負けたかのような感覚だった」 | ゴルバチョフの元報道官が分析
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    blueboy 2022/03/08
    この 30年間、中国は軽工業から先端産業へ移行していったが、ロシアは工業が育たなかった。優秀な人材を軍事産業にとられ、軍事偏重となって、民生部門は未発達に。かくて地下資源と農業だけの国になった。自業自得。