1月8日に実施された『大阪府新型コロナウイルス対策本部会議』で、大阪府に比べて東京都では重症者が少ない理由について意見がかわされた。 東京都の新規陽性者は6日に2447人、8日に2392人となったが新規の重症者は2日間ともに0人。8日時点で入院3178人に対し、重症者は129人となっている。 一方、大阪府は8日の654人に対して新規重症者が11人、また入院対象者1171人(8日時点、入院調整中含む)のなかでも重症者は168人、その約8割が60歳以上の高齢者だ。 このことについて「大阪健康安全基盤研究所」の小林和夫公衆衛生部長は、「詳細なデータは存じませんが、年齢構成は東京のほうが若く、大阪の方が広い意味での高齢化社会では」と、理由を推測。 「そのなかで若い人が出歩いて感染を広げてしまう。また、おじいちゃん、おばあちゃん、両親を含めた同居率も高いのではないか」と説明した。 確かに総務省統計局