コンビニエンスストア各社が発表した11月の営業実績によると、既存店売上高の前年同月比は、セブン-イレブンが2.4%減と2カ月連続で前年割れとなった。また、ファミリーマート4.6%減、ローソン4.7%減、ミニストップ5.5%減となり、全社が前年割れとなった。 ■セブン-イレブン(2020年2月期:チェーン全店売上高4兆8988億円) 既存店売上高は、前年同月比2.4%減、客数7.8%減、客単価5.9%増となった。チェーン全店売上高3.1%減、店舗数は2万973店だった。 既存店売上高は、2カ月連続で前年割れとなった。客数は13カ月連続マイナスだが、客単価は13カ月連続プラスとなった。 11月度は、新型コロナウイルス感染の再拡大や、それに伴い集客を目的とした大型販促を控えたことなどにより、既存店売上高が前年を下回った。 客数は、新型コロナウイルス感染の再拡大を背景に、事業所立地の店舗を中心とし