JR西日本紀勢本線。紀伊勝浦駅。 今回はここから特急南紀6号名古屋行に乗車し、途中の多気駅で下車、鳥羽行の快速みえ号に乗り継いで、終点の鳥羽を目指します。 特急南紀6号は紀伊勝浦駅が始発で12:23に発車します。 11:56。名古屋8:05発の特急南紀1号として終点の紀伊勝浦駅に到着したキハ85系車両。 車内清掃や座席の転換が行われたのち、南紀6号となり名古屋へ折り返します。 時刻表掲載の編成表によれば、南紀6号は2両編成での運転となっていますが、乗車日は3両での運転でした。 キハ85系は1988年にデビューした特急型気動車です。 アメリカ、カミンズ社製の強力エンジンを搭載しており、最初に投入された高山本線の特急ひだ号では、名古屋~高山間の所要時間を従来の国鉄型気動車に比べ30分以上短縮しました。 特急南紀号への投入は1992年のことで、こちらでも名古屋~紀伊勝浦間の所要時間を42分短縮し
