日経Linux 2013/07号 特集3 Raspberry Piで作る“電波時計塔” 多様な機種がある電波時計は、正確な時間を確認できて便利ですが、部屋の場所によっては、うまく電波を受信できません。そこでRaspberry Piから時刻合わせのための電波を出して、部屋のどこでも受信できるようにしましょう。電波を出すアンテナは安価なビニール…(91〜102ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:14330文字
◆東京から輸送 仕分けにも時間 Q 鳥取では、雑誌の発売日が首都圏より遅れるね。これだけ物流が発達しているのに、どうして? A それは、出版業界が東京を中心に回っているからなんだ。雑誌が読者の手に届くまでの流れは知っている? Q あんまり考えたことないなあ。 A まずは、出版社が雑誌の内容になる文章やデザインをつくる。それを大日本印刷や凸版印刷といった東京の印刷会社が印刷するんだ。 Q なるほど。 A 印刷された雑誌は、いったん日本出版販売やトーハンなどの「取次会社」に集まる。ここは、出版社から仕入れた雑誌を全国の書店やコンビニに卸す役割をしている。 Q へー。 A 取次会社では、付録の有無や販売する地域ごとに雑誌を仕分ける。この作業は人海戦術でやるしかないから、時間がかかるんだ。終わり次第、トラックや船で全国に運ばれる。 Q だから東京から遠いところは発売が遅れるんだね
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