AmazonによるKindleの世界展開、Nook (Barns&Noble)の発売開始、ハーストによる「Skiff」計画の発表(AFPの記事などを参照)、さらにはAppleが来春にもタブレットPCを出すという噂など、電子ブックリーダーを取り巻く環境がこのところにわかに沸騰してきた感があります。 KindleもNookも日本では基本的に電気店などには置かれていないので*1その機能や使い心地を直接体験するのがなかなか難しいのですが、先日たまたまNookのモデル機に少しだけ触れる機会がありました。軽さや画面の鮮明さは思っていた以上で、これからの発展の仕方次第ではやがて人々のコンテンツへのアクセスを変えるだけのインパクトを持ち得るデバイスになっていくかもしれないという印象を受けました。 1台の端末で最大数十万冊に及ぶ本をワイヤレスで簡単にダウンロードでき、しかも紙の本よりも安いというのはそれ自体