ベクトル量子化(Vector Quantization: VQ)とは、ベクトルで表されたデータ集合を有限個の代表的なパターン(セントロイド)に置き換える処理のことです。代表パターン(セントロイド)のリストはコードブック(code book)と呼ばれます。また、クラスタの番号をコードと呼びます。各ベクトルデータは、距離が一番近いコードに置き換えられます。大量のデータを少ない代表パターンで置き換えることができるためデータの圧縮に使えます。ただし、コードブックから元のデータは復元できないため非可逆圧縮になります。 コードブックを学習するためのアルゴリズムの代表例がk-meansクラスタリングです。ベクトルデータをクラスタリングして、各データをそのデータが属するクラスタのセントロイドに置き換えることでベクトル量子化が実現できます。 ベクトル量子化の応用 ベクトル量子化の応用例の一つに、前に取り上げ
10/15 に IBM さんの渋谷オフィスにて開催された 第2回 Tokyo.SciPy にのこのこ参加してきました。主催の @sla さんはじめ、参加者・発表者各位おつかれさまでした&ありがとうございました。 せっかく行くならなんか発表したいよね、ということで「数式を numpy に落としこむコツ 〜機械学習を題材に〜」なんてタイトルで、数式(あるいは数式入りのアルゴリズム)を実装するときに、どういう点に注目すれば易しくコードを書けるか、についてちらちら語ってみた。 こちらがその資料。 数式をnumpyに落としこむコツ View more presentations from Shuyo Nakatani 例えば、機械学習の(多クラス)ロジスティック回帰という技術では、次のような数式が登場する。 (PRML (4.109) 式) これを一目見てすらすらとコードが書けるなら苦労はないが、慣
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