世の中には便秘で死亡した女性が居る。 以下、1998年に法医学誌に掲載された報告書より抜書き。 風邪症状と腹痛を家族に訴えて自宅休養していた21歳の女性が死亡しているのを家族が発見した。 女性は1年ほど前より便秘で、時折腹痛を訴えていたが医者には掛からず市販の下剤を服用していた。また、死亡する二日前までは会社に出勤し通常に生活していたとのこと。 死因究明のために解剖がなされたが、女性は妊娠満期と思われるほどのお腹は脹れ上がっており、死因は腸内に大量の便(6.7Kg)が貯まったことによりイレウス(腸閉塞)であることが判明した。直腸付近には水分を殆ど含まないコンクリート状の硬便が数十センチ貯まっていたそうである。 便秘によるイレウスによる死亡は珍しく、この女性も病院で診察を受けていればこのような事態にはならなかった。 報告書のコピー: 1 2 3 4 5 カラー写真 (グロ注意) 参考