この式は、通称「ドレイク方程式」と呼ばれ、天文学者のフランク・ドレイク博士が考案した地球外文明の数をみつもる方程式です。 フランク・ドレイク博士は、地球外知的生命探査計画の父と呼ばれています。地球外知的生命とは、ET、つまり宇宙人のことです。彼は、広大な宇宙でのET探しを世界で初めて行った人です。 1960年,彼はETの電波信号をキャッチしようと思い立ち,アメリカ合衆国のウエストバージニア州グリーンバンクにある電波望遠鏡で,宇宙からのノイズを聞く「オズマ計画」を実行しました。 その翌年に,彼が提案したのが、銀河系の中の宇宙文明の数を計算する方程式「ドレイク方程式」なのです。 この式のそれぞれの項について見てみると、次のようになります。 N = 知的文明数 R* = 1年間に銀河系で生まれる恒星の数 fp = その恒星が惑星を持つ確率 (%) ne = 1つの恒星で生