つい先日は、モデルの山田優さんが、「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」とつづったブログが、「失礼だ」と話題になった。「お疲れ様」というのを目上の人間に使うのはおかしい、ましてや天皇陛下に対して……と、批判が集まったというのだ。 これに対して、国語の専門家が、「ほとんどの辞書では、目上の人に『お疲れ様』と使うことはおかしくない、とされている」とTwitterでコメントしているが、必要かどうかわからない、根拠のない「謎マナー」はまだまだ、星の数ほど存在する。 ゴマンとある理不尽すぎる謎マナー この10年ほどでネット上で急速に広がったのが、「『了解しました』は失礼」論だ。筆者もそんな書き込みを目にしてから、「承知しました」「かしこまりました」などと書き換えるようにした。そもそも、なんで、ダメなのかもよくわかっていないままに、「粗相(そそう)があってはならない」と同調してしまったのである。 ネット上で
![ネット上に「マナーポリス」が横行するわけ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/de8207af2dff8bde4dc272781f3239d32fff9057/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2F6%2F1200w%2Fimg_76a76af532fcdbf13322ce3182e6c6c7129738.jpg)