土石流災害から復旧し、運行を再開したJR中央線の特急「ワイドビューしなの」=6日午前、長野県南木曽町で 長野県南木曽町読書の梨子沢で起きた土石流で不通となっていたJR中央線は6日、約1カ月ぶりに復旧した。名古屋と長野方面を結ぶ特急「ワイドビューしなの」も含め、全線で始発列車から通常ダイヤでの運行を再開した。 土石流は7月9日に台風8号の影響で起き、南木曽駅の北約1キロの鉄橋が流失。JR東海は坂下(岐阜県中津川市)―野尻(長野県大桑村)間で運転を見合わせ、代行バスを14日から運行する一方、復旧を急いだ。鉄橋の架け直しなどは今月5日に完了した。 同社は運転再開を前に、梨子沢の上流部に複数の土石流センサーを設置。異変があった場合は、鉄橋に差しかかる前に停車させる信号を設けた。各列車には鉄橋を徐行で通過する指示を出しており、始発の松本行き普通列車も減速して現場を通過。午前8時前後には名古屋行きと長
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