最終話も最高に盛り上がった(俺が個人的に盛り上がった)「俺たちに翼はない」について書く. ネタバレするんでよろしく. 多義的な世界,主観的な世界 この「俺たちに翼はない」って作品は,こんな(下図)感じの主人公が出てきて, 実は同一人物ですって話.つまり主人公は多重人格である. なんだけど,この時点でルールをいろいろ無視している. 普通の多重人格キャラってのは,こんな感じで,頑張ってカツラを被って髪の毛を変えるキャラはいるかも知れないけど,そーゆー努力無しで髪の色,骨格までナチュラルに変えるキャラはあんまりいない. まぁ,綿の国星(大島弓子)や田辺のつる(高野文子)の世界では,猫やおばあちゃんが,そーゆー努力なしで少女の姿になっていたり 空中ブランコやH2Oでも,そーゆー努力なしで,若返ってたり,目が見えるようになっていたりするけど これらにも一応,「本人がそう思い込んで」いて,視聴者・読者