2018年2月17日のブックマーク (4件)

  • スージャヌ(シタグリプチン/イプラグリフロジン)の作用機序と副作用【糖尿病】

    生体内の血糖調節システム 通常、生体内では以下のいくつかのホルモン等によって血糖が一定に保たれています。 <血糖を上昇させる生体内物質> グルカゴン アドレナリン ノルアドレナリン コルチゾール 成長ホルモン <血糖を下降させる生体内物質> インスリン このように、血糖を上昇させる物質は数種類存在していますが、血糖を下降する物質はインスリンしかありません。 インスリンの作用とインクレチン インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。 分泌されたインスリンは、細胞に作用することで血中のブドウ糖を細胞内に取り込む働きがあります。 この働きによって、血中のブドウ糖を下げる(血糖降下)作用を発揮しています。 また、インスリンの分泌を促進させる物質の一つに「インクレチン(GLP-1やGIP)」と呼ばれるホルモンがあります。 インクレチンは事が小腸を通過することで分泌されるホルモンで、血糖依存的なイ

    スージャヌ(シタグリプチン/イプラグリフロジン)の作用機序と副作用【糖尿病】
    bluezonechiemi
    bluezonechiemi 2018/02/17
    糖尿病治療薬にも、合剤の波がどんどんきてますね!
  • グーフィス(エロビキシバット)の作用機序と副作用【便秘症】

    便秘の疫学 便秘の患者さんは全人口の1割程度で、治療に不満を抱く患者さんも多い疾患です。 皆様も便秘は経験されたことがあると思いますが、実際に便秘になると、、、辛いですよね・・・。 発症は年齢が高くなればなるほど割合が多くなります。 また、男女比では女性に多くいとされていますが、高齢になれば男女差は無くなっていきます。 特に80歳以上では男性に多いとされています。 便秘の症状と種類 便秘の主症状は、腹痛、直腸残便感、腹部膨満感などがあります。 また、発症経過から「急性便秘」と「慢性便秘」に大別されています。 具体的には、排便回数の減少と排便困難の状態が6カ月以上持続する場合に、「慢性便秘」と診断されます。 さらに原因や病態により「器質性便秘」と「機能性便秘」等に分類されています。 器質性便秘:腸の形態的変化(構造異常)を伴う便秘で、胃腸の疾患によるものが多い 機能性便秘:腸の形態的変化(構

    グーフィス(エロビキシバット)の作用機序と副作用【便秘症】
    bluezonechiemi
    bluezonechiemi 2018/02/17
    新規作用機序の便秘症のお薬、期待ですね。
  • 抗酒薬(嫌酒薬)の作用機序【アルコール依存症】

    アルコール依存症とは 二十歳以上の方でしたら一度はお酒を経験したことがあると思います。 お祝い事や会など多くの場面でお酒を経験することがあり、生活・文化の一部として親しまれています。 お酒は「百薬の長」とも言われ、適度な飲酒は健康に良いと言われていますが、多量・長期間のお酒はがんの発症リスクを高めたり、死亡リスクを高めてしまいます。 アルコール依存症とは、大量のお酒を長期間飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態のことを言います。 常にアルコールが体内にないと不安やイライラしてしまい、アルコールが抜けると離脱症状として頭痛・嘔気・下痢・手の震え・発汗・動悸などの身体面の症状も現れてしまいます。 この症状を抑えるために、またお酒を飲んでしまう、といったサイクルを繰り返してしまいます。 アルコール依存症の患者さんは国内で約80万人以上と推定されていますが、予備軍も含めると約440万人

    抗酒薬(嫌酒薬)の作用機序【アルコール依存症】
    bluezonechiemi
    bluezonechiemi 2018/02/17
    ジスルフィラムは「ジスルフィラム様作用」なんて言葉にもなっているくらいですからね。薬学生は、なじみのある言葉だと思います。
  • アジレクト(ラサギリン)の作用機序と副作用【パーキンソン病】

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    アジレクト(ラサギリン)の作用機序と副作用【パーキンソン病】
    bluezonechiemi
    bluezonechiemi 2018/02/17
    パーキンソンは、映画「レナードの朝」の題材にもなっていましたね。いつか、完治させられる薬が出てくることを祈っています。